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鏡像関係:ILE-LII



導入

他の鏡像関係と同様に、このペアの1つのタイプは合理的で、もう1つのタイプは非合理的である。この場合、両者ともが静的タイプである。これから、2つの静的な価値観の衝突、2つの静的なプログラムの拮抗、合理的なもの(関係の論理)と非合理的なもの(機会の直感)が続く。

自我ブロック:チャンネル1-2

LIIは、ILEが論理的な議論と事実を「ジャグリング」する能力によって、論理を操作することに不満を感じているが、それらを自身の仮説に従属させ、アイデアと概念で会話相手を魅了するだけであればいい。

ILEの側では、LIIの論理的な不活性、アイデアを理論に従属させたいという願望に不満を感じている。理論の優雅さのために、LIIは様々な概念を「ジャグリング」し、それらが自身の理論の論理的一致を損なう場合、いくつかを除外する可能性がある。これはILEが許容できないものである。それらに基づいて他の百万の理論を構築できるのに、1つの理論のためにこれら全てのアイデアをどうして犠牲にすることができるだろう?最も重要なものは何か:仮説か理論か?(何が最初に来るか:鶏が先か卵が先か?)

超自我ブロック:チャンネル3-4

LIIの規範的で礼儀正しい社会規範と行動倫理のルールは、ILEの露骨に「フーリガン」的な倫理と対立する。つまり、ILEの周りで絶えず発生する全ての紛争、スキャンダル、および厄介な状況は、混乱を解決して片づけることをLIIに一任される。このような状況では、LIIの規範的な倫理機能は多くのストレスに晒される。LIIにはある程度の倫理的柔軟性があるが、それでも外交官の役割を果たすことは困難であり、パートナーに自身を抑えるように頼む方が遥かに容易である。LIIは、無意識のうちに、双対ESEの倫理機能を観察することを期待している。したがって、LIIはパートナーが関係を管理および調整し、行動を自分で監督できるべきであることを想定している。

「自分自身を抑制する」という要求に対して、ILEはLIIの観点から非常に不十分に応答する。倫理的状況の複雑化に苦しんでいるILEは、自身の観点から「失敗した」関係を自分の周りで破壊し、他者に「反倫理」を課そうとする。

ILEの側では、LIIの弱腰と従順性、理由の有無にかかわらず論争になることを嫌い、「風車」と戦うことを望まないことに苛立ち、失望を感じている。ILEは、LIIが自己主張したり論争することを躊躇することを特に心配している。ILEの規範的な感覚は弱すぎて、他者の権利と利益の保護に絶えず支援を与えることはできない。そのためILEには、このタイプの補償が可能な感覚型のパートナーが必要である。ILEは、抑圧され、不当に扱われたすべての人々の擁護者を「演じる」ことができる。この戦士のような熱意は、怒りや混沌とした活動の短い爆発で発生する可能性があるが、他者の利益を継続的に保護することは能力の範疇ではない。したがって、いつか「鏡像」パートナーはILEがこう言うのを聞くだろう。「あなたの利益を自分で守ってください。私はこれに関与しません」。これによってILEは、双対ESEによる精力的で骨の折れるサポートを消費するLIIを失望させる。

超イドレベル:チャンネル5-6

「鏡像」関係におけるほとんどの不快感は、両方のパートナーの弱い無意識の機能に対するサポートの欠如から生じる。それぞれは、これらの側面に関する強化とガイダンスを必要とするが、どちらもパートナーからこれほど必要な情報を受け取らない。

ILEは、最大限に注意を払った予防的配慮と、この上なく優れた快適さに囲まれている時にのみ愛されていると感じる。ILEが「鏡像」パートナーからそのような世話を受けないことは明らかである。LIIは、自身がこの種の注意を必要としていることを感じている。LIIがそのような支援を受けない場合、苛々して他者に不平を言い、非難し始め、鈍く不活性になる。勿論、そのような状態では、パートナーにいかなる支援も提供することができない。

愛されておらず、世話もされていないという感覚は、ILEに失望という影響を及ぼす。愛されていないと感じると、ILEは感情的に苛々して、喧嘩やスキャンダルでパートナーを挑発しようとする上に、様々な感情的動揺を手配する。これは、感情倫理の側面で暗示されるLIIにとって非常に苦痛な経験になる。LIIは最終的に、ILEのパートナーを、怒りっぽく、意地悪で、神経過敏な人と見なすようになり、そのような関係に当惑し、落胆するだろう。この結果、LIIは撤退して、パートナーのことを全く気にかけなくなる可能性がある(「あなたが私に関わるように、私はあなたに関わる」)。これはILEをさらに苛立たせ、怒りの新たな発生を呼び起こす。

イドレベル:チャンネル7-8

行動の論理の観察機能の観点から、LIIは実用的なビジネス能力を誇示するためのILEのあらゆる試みを、批判的に認識する。LIIが自分自身を謙虚な「コンサルタント」と見なす場合、ILEは自分自身を「あらゆる取引の名手」と宣言する。

時間の直感の面でも同じことが起こる。ILEが気取らない観察者の役割を果たすと、LIIは歴史的出来事の積極的な創造者になり、ILEの意見では、LIIは常に間違った場所に間違った状況において「現れる」。このような評価は、各パートナーが独自の「危機的な時」と独自の基準点を持つために下される。彼らのどちらが正しいか–歴史だけが教えてくれる。


出典:

http://www.wikisocion.net/en/index.php?title=Mirror_Relations_INTj_and_ENTp_by_Stratiyevskaya

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