スキップしてメイン コンテンツに移動

INTP:サブタイプ

INTP:サブタイプ

INTP-Ti:コードクラッカー

容赦ない賢さを持ち、無知に敵対する。INTPの問題解決者は内向的思考でルールを定める。 彼らのTiによる態度は支配的であり、それを慈悲なく世界に押しつける。世界がどのように改善され得るかを理解し、発展と変化を推進する。

誰かの感情を害することを恐れず、対人関係の問題を無視し、正しい者が勝利を収めると考える。知識とスキルを知らしめることを求めている。自らの知性を推進、洗練させ、より優れて、賢く自己成長することに膨大な時間を費やす。INTP-Tiは即座に決断し、何が正しく、何が間違っているかを本能的に把握する。議論を楽しみ、分析してアイデアを素早く解体することができる。

INTP-Ne:ベータテスター

テスト技術者であり創造的、新しいアイデアを探求し、自分の知性を用いて革新と変化を推進する術を理解することを楽しむ。新たな実験を思いつき、学習と真実を信仰する。考えを変え、平均的なINTPよりも高い開放性を実践することを恐れない。それでも、他者に屈することはなく、人々が潜在的な結果について警告したとしても、自らのアイデアを追求する。このように、善悪の境界でバランスをとること、または社会の保守的な要素に逆らうことを厭わない。

改善と試行錯誤を楽しみ、途中でいくつかの間違いを犯したとしても、新しいアイデアを試す準備ができている。間違った答えや否定的な結果は、学習と発見の両方につながるので、肯定的な答えや結果と同等に価値がある。突飛なアイデアに夢中になり、直感的な新しいシステムを思い付くことができるので、人々はINTP-Neをエキセントリックだと言うかもしれない。

INTP-Si:ファクトチェッカー

アイデアを磨き上げ、自らの意見を検討することを考える。アイデアを進める前に、時間をかけて観察し、結論を出す。INTP-Siの学者は、彼らの信念を裏付ける証拠を求めているので、様々な主題を調査して、それらを正しく理解したことを確信するために、多くの時間を費やす。批判的思考と情報源の精査は重要である。アイデアを互いに対比させて、どちらが優れているか理解することを楽しむ。多様なアイデアの長所と短所を比較検討して、それらがどのように機能するかを確認する。

INTP-Siタイプは内向的感覚で導かれるため、実践は重要である。真剣に受け止められたいので、自分の言葉と行動を慎重に検討する。評判とステータスを重視する。それらが機能することを証明できるまで、突拍子のない考えを完全に避けたり、密かにそれらを探求したりする。

INTP-Fe:オーバーシンカー

一方は他方とは異なる。ここでの外向的感情は、劣等機能として、より真面目で良心的なINTPを生み出す。アイデアについて議論したり、新たな理論について話したりすることを楽しむ。INTP-Feは、新しいスキルを学び、実践することを好む。他の人々に対して開放的であり、どこかに真実があると信じている。INTP-Feは、世界の仲介者および教師である。科学とコミュニティの架け橋となる。これらのINTPは、平易な言葉で複雑なアイデアを伝えることに非常に長けている。

平均的なINTPよりも気難しくない。そして、他の人々の同意を取り付け、自分の見解を理解してもらうことに我慢強い。自分が間違っているかもしれないことを謙虚に示す。仕事では上手く機能し、チームに自らの能力を証明する必要がある。自身に頼ることができ、自分のスキルと知識が他の人々の役に立つことを知ってもらいたいと思う。歩み寄りを信じている。

出典:

コメント

このブログの人気の投稿

MBTI:タイプの関係

日本では何故かソシオニクスしかタイプの関係を扱っていないことになっている(?)が、MBTIでもタイプの関係については言及されている。「タイプの関係(相性)」は誰でも思いつくテーマなので当然だが、MBTIの関係論については、あまり有名ではない。理論的にはそこまで緻密なものではないが、参考までに紹介する(メインで取り上げるカーシーについては この記事 を参照)。 初期のカーシーは、真逆のタイプ同士の相性が最も優れていると考えていた。人は自分にないものに惹かれる。つまり、INTPとESFJが互いに惹きつけ合う。ただ、その後の観察から、カーシーは考えを変えたらしい。多くの結婚生活を観察した結果、SJとSP、NFとNTの組み合わせが最も多いことがわかった。どちらの組み合わせも、コミュニケーションの好みは一致している一方、目標を達成する手段は異なる。例えば、SJとSPは共に具体的な対象について話すことを好むが、SJは協調して行動するのに対し、SPは実利を重視して行動する。逆の組み合わせ(SJとNF、SPとNT)では、この関係性は成立しない。このため、SとNの違いが重要とされる。 実はタイプの関係については、マイヤーズも言及している。375組の夫婦を調査したところ、夫婦の77%は二つ以上の指標が一致していた。特にSN指標が一致していることが、タイプを問わず重要だという。マイヤーズは異なるタイプ間の違いを理解するためにMBTIを作ったが、実際は自分に近いタイプを好むらしい。ユングによれば、人のシャドウによる行動は、その人物の行動と見なすべきではない。シャドウを額面通りに受け取らないことが、結婚生活を上手く送る秘訣になる。 話をカーシーに戻すと、彼の理論ではSN以外の指標が逆のカップルに、最も互換性がある。つまり、 ESTP x ISFJ 、 ESFP x I STJ 、 ESFJ x I STP 、 ESTJ x ISFP 、 ENTP x INFJ 、 ENFP x INTJ 、 ENFJ x INTP 、 ENTJ x INFP がベストカップルになる。以下に各々の気質ごとの関係性をまとめた。 <SP:職人> SPは異性と真剣な関係になりにくい。衝動的に人々に惹きつけられ、新たな関係を結ぶ。他の気質よりも外見に気を遣い、性的な経験にも積極的である。抽象的な刺激には心を動かさない...

トライタイプ

<トライタイプとは> 1995年の調査で、人はひとつだけでなく、好ましい順番で使用される三つのエニアグラムタイプを持つことが示された。これらの各タイプは三つのセンター、ヘッド(567)、ハート(234)、ガッツ(891)に存在する。 三つのタイプのうち、支配的なタイプは自我の優先する防衛戦略を表す。しかし、支配的なタイプの戦略が失敗すると、自我は残り二つのタイプの戦略を順番に利用する。支配的なタイプは常に統制者であるため、最終的に核となる戦略に立ち戻る。 <調査方法> 初期の調査から明らかになったことは、質問票やコーチングの際にクライアントによって使用された語彙パターンが、一貫して三つのタイプを中心に自我の戦略を組織したことである。言い換えると、クライアントは個人的な心理経験をさらけ出す際に、三タイプの言語や語彙を利用した。 クライアントは支配的なタイプだけでなく、他の二タイプの核となる恐怖とも共感した。さらに重要なことに、多くの人々は支配的なタイプとラインやウイングで繋がっていないタイプの語を使用した。殆どの理論家は全ての言動が支配的なタイプ、ウイング、ラインに帰するものと考えていたが、クライアントは各センターにおけるタイプの語彙を何度も使用したため、これはトライタイプの発見において重要な特徴である。 語彙分類は質問票の単語選択を統計的に実証し、各タイプが母語、年齢、性別、教育、国籍や人種を問わず独自の語彙を使用するという仮説を確認するために使用される。さらに、支配的な本能型の言語と同様に、トライタイプを構成する3タイプの語彙を使用することも確認する。このため、タイピングは5つの段階を経る。1)質問票。2)エニアカードを用いたテスト。3)本能型のテスト。4)語彙分類。5)コーチング。 出典: https://www.katherinefauvre.com/tritype/ <ウイングとライン> 調査は人がウイングとライン(エニアグラム図で点同士を結ぶ線)を利用することを示したが、これらのウイングとラインは、個別に使用される戦略に留まらない。何故、メインタイプと関連のない根源的な恐怖、語彙、動機や望みが報告されたのか?トライタイプにウイングタイプや統合・退行ラインに沿ったタイプが含まれると、そのタイプが活用されることが極めて多い。 例えば、トライタイプに3と6を持つ...

MBTIとソシオニクスの違い:心理機能と情報要素

前回 はJ/Pの違いについて触れたが、MBTIとソシオニクスは4指標の定義、心理機能(情報要素)の定義においても異なっている。以下はWorld Socionics Societyが挙げた両者の違いとなる。 ①各指標が意味するもの ・MBTIのI / Eは「人と関わってエネルギーを得るか」だが、ソシオニクスではFに依存する。外向T型は交流をあまり必要とせず、内向F型は人と関わることを好む。 ・MBTIのN / SはN型のみが創造力・発想力に富むというバイアスがかかっており、S型は過小評価されている。ソシオニクスでは両者が得意とする領域で公平に取り扱われる。 ・MBTIのT / Fは「厳しさ・優しさ」を表すが、ソシオニクスでは競争心・攻撃性・厳しさはSeに依存する。よってソシオニクスにおけるSe優勢タイプの多くが、MBTIではT型になる。ソシオニクスのFは親切心・寛大さではなく、対人能力を表す。よってSe-Fタイプは社会的に優位に立つためFを利用する。 ・MBTIのJ / Pは「組織力・計画性の有無」を表すが、ソシオニクスではTに依存する。よって多くのF型がMBTIでPと判定される。ソシオニクスの合理・非合理は物事が「どうであるべきか(T / F)」「どうであるか(N / S)」というアプローチの取り方に焦点を当てる。EIE(ENFj)やEII(INFj)は計画性に欠ける可能性があるが、「自分の感情は正しい」「他人はこのように感じるべきだ」という明確な見解を持つタイプとなる。 ※なお、わかりやすくするために特徴を挙げたが、詳細は各指標に関する記事で確認して欲しい。 ②MBTIの認知機能とソシオニクスのIE ・MBTIのSe(現在を生きる、快楽を求める、美的感覚)=ソシオニクスのSi ・MBTIのSi(記憶、歴史、比較、時間感覚)=ソシオニクスのNi ・MBTIのSi(ルールを守る)=ソシオニクスのTi ・MBTIのTi(物事の仕組みを解明する)=ソシオニクスのTe ・MBTIのTe(権威、指揮、上下関係)=ソシオニクスのSe ・MBTIのFi(感情の状態)=ソシオニクスのFe ・MBTIのFe(人間関係、社会的に適切な態度)=ソシオニクスのFi ※ソシオニクスについては「 情報要素 」を参照。 ③グループ分け ・MBTI...